こんにちは

梶田です。

今日は
Windows11にアップグレードして販売できるパソコンについてIntelのCPUを搭載している場合で説明します。

現在マイクロソフトのOSではWindows11が一番新しいOSですがWindows11に正式に対応しているのは第8世代以上のCPUを搭載しているパソコンでなければなりません。

ですがヤフオクやメルカリでは正式にWindows11に対応していないパソコンに非対応であることを説明せずにWindws11をセットアップして出品している出品者が少なからずいます。

CPUの第〇世代とはCoreiシリーズの世代を表しています。

分かりやすく説明するとこうです。
例えばCorei7の世代です。( )内は大体の年式です)

Corei7 860 (2008年~2010年)
Corei7 2600 (2011年)
Corei7 3770 (2012年)
Corei7 4770 (2013年)
Coeri7 5775 (2014年)
Corei7 6700 (2015年)
Corei7 7700 (2016年)
Corei7 8700 (2017年)
Corei7 9700 (2018年)
Corei7 10700 (2020年)
Corei7 11700 (2021年)
Corei7 12700 (2022年)

・・・・
・・・
・・

のように数値の先頭の数字がそのまま世代を表しています。

初代だけ数字が3桁
第2世代~第9世代までは数字が4桁
第10世代から数字が5桁になります。

例えば2600だと先頭の数字が2なので第2世代
6700だと第6世代
10700だと第10世代

ということがわかります。

ですから第2世代なのにWindows11が入っているのは正式対応していないと気が付くことができます。

Core2DuoやCore2Quadなどはそれよりもさらに古いCPUということになります。

このようなことを理解せずに出品してしまっている人もいるかもしれません。
もしご理解されていないと気が付いた場合はこれを機会に理解をしていただければと思います。

Corei3 Corei5 も見方は同じです。
Windows11に正式に対応しているCPUはこの先頭の数字が8以降でなければなりません。
正式に対応していないとアップデートに対応しない、サポートを受けられないなどの不利益が生じてしまいます。

Celeron Pentiumの場合

4桁の先頭が4または5以上

Celeron N4000番台
Pentium N5000番台

など

ここからが重要なのですが、ネットからWindows11の入っているパソコンを購入するときには必ずこのCPUの世代の確認をするようにしましょう。

業者や評価が高からと言って正しい出品者とは限りません。

もしも正式にWindows11に対応していないパソコンを仕入れてしまった場合は
Windows10に戻して出品する必要があります。

そのことを確認してから仕入れるようにしましょう。

※Windows11のパソコンを出品してはいけないのではなくて
Windows11に正式に対応していないパソコンにWindows11を入れて出品してはいけないという意味です。

※但し非対応の場合でもWindows11に正式に対応していないことを明記して
不具合が発生した場合は責任をもって対応することを説明している場合は
非対応のパソコンにWindows11を入れて出品しても良いとされています。

もちろんIntelの場合で第8世代以上のCPUを搭載しているパソコンの場合は正式対応として出品できます!

フリマサイトでパソコンの購入を考えている方もWindows11だからと言って新しいパソコンとは限りません。知らずにWindows11非対応の古いパソコンを高く買ってしまわないように購入ボタンを押す前に上記の内容を参考にしていただければと思います。